Gibson Les Paul Standard '78

 言わずと知れた伝説のロックバンドLed ZeppelinのギタリストJimmy Page(ジミーペイジ)のトレードマークであるチェリーサンバーストのレスポール・スタンダード。
前回のストラトキャスターと並ぶギターの代名詞のようなギターです。
私がギターを弾き始めたのは意外に遅くて、実は大学に入ってからなのです。
今思っても運命の悪戯としか思えない偶然が重なり、音系のサークルに入部する事になりました。 入部したは良いが、元々音楽なんかやるつもりもなく、テニスとかスキーなどの所謂ゆる~いサークルに入って楽しい大学ライフをエンジョイする予定だったものですから、予想外の展開に気が動転し、先ずは何より楽器やろ、という事で楽器屋に駆け込んであわてて購入したのがアリアプロIIという安い入門用の
ヘビメタっぽいギターでした。
一生懸命練習しましたが、当然、全く弾けません。
新入生のうち全くの初心者は私一人。皆それぞれ中学や高校から音楽をやっている奴らばかりでした。
それでも根拠の無い自信家であった私の頭の中では、既に数ヵ月後、ステージ上で熱烈アンコール+花束を持つ女子の行列のイメージ動画がカラーで何度も繰り返し再生されている状態であり、露ほども疑っておりませんでした。

努力なくして成果なし。

指の先が割れても一生懸命練習しました。
しかしながら1カ月、2カ月でそんな急激に上手くなるはずもありません。

手っ取り早く上手くなるにはどうしたらええんですか?(←易きに流れやすい性格)
ある時先輩に訊ねた所、
「ついて来い、本物、みしたる」
連れてゆかれた先輩の下宿にて見せていただいたのがレッドツェッペリンのライブビデオ。
カッチョエエ!やっぱレスポールや!

元々影響されやすい性格(見たものが欲しくなる性格)な私は、即先輩に頼みこんで先輩が大事にしてるギターを抱きかかえ、「これ下さい!」と土下座。

最初は「あかんあかん」の1点張りであった先輩も少しずつ態度を和らげ、売っても良い雰囲気に傾いたその瞬間から、次は値段交渉。ここからは私のペースでじっくり確実に値切り続け、先輩の希望価格の半額以下+芋焼酎1本で晴れて私の手元に来たのが、このギターなのです。

コードを押さえるのもママならない状態のスキルでしたが、いい楽器を買うと、ぐんと上手くなる、というのはそれ以来私の持論でして、それはその後10数本のギターを入手する度に実感してきた事です。
形から入る。とかく悪いイメージで使われるこの言葉、あながち間違いではないと信じています。ある意味投資(なのか?)

全くの初心者が半年後にはステージデビューを果たせました。
唯一、アテが外れたのは、それ以降もついぞ一度もモテた事がなかった事ぐらいです。

最後に豆知識。

GibsonのシリアルNoからは製造年月日と製造工場とその日の何本目のギターかが解ります。
私のLPは、SerialNo.71588504
これは1978年6月7日にナッシュビル工場で作られた4番目のギター。という事になります。
※詳しくはWebで。

Production year: 07 June 1978 (serial nr.: 504)
(Manufactured in Nashville or Memphis.  Acoustic: Bozeman, Montana)





Gibson Les Paul Standard '78 SerialNo.71588504


大学入ってギター始めたばかりの頃、ジミーペイジ狂の先輩から譲り受けたギター。 トップが3ピースなので、いつかは2ピーストラ目のものが欲しい!などと。。 http://www.facebook.com/note.php?note_id=157080100989200